木造住宅の耐震診断
最近
コロナ禍とか台風や地震と、心配することが多いですね。
コロナには、「マスク・手洗い・三蜜」
台風には、雨漏り補修
水害・津波には、「防災マップ」「避難地」をチェック
地震には、「住宅耐震診断」「耐震補強」
特に昭和56年(1981)以前の建物は、耐震性能が劣る可能性が高い。
また、1981年~2000年に築造した建物は、
「住宅耐震診断」をして、建物の安全性をチェックするのが良い。
やたらに情報量が多い。
インターネットでの情報は、TVや新聞にないものが、権威をもつかのように
掲載されている。すでに個人では、ほんとかウソかの確認をとる手段がない。
「信じるか信じないかは、あなたしだい」などと言いだす。
このまま、何もしないでいれば、個は益々孤立し分裂してしまう。
すでに、その症状は、てでている。
住宅を建設するのに、平面図ができて、大工さんにたのべば、家ができた時代は終わった。
耐震・省エネ・換気・防火・避難・室内及び室外環境整備・デザインなどなど、
どれをとっても、情報量は莫大であり、施主が理解して取り組むことは不可能になった。
そこで、
専門家が必要とされるようになった。しかし、専門家であっても専門外のことには、
分からない。住宅は、何十もの工種があり、それぞれについて、専門家を必要とする。
それぞれのパートの専門家がチームをつくり、チームとしてとりくみ協同しなければ、ならない。
全体を統括指揮をし、チームの目的達成に貢献しその成果に責任をもつものが必要とされる。
オーケストラの指揮者のように、個々の良いところを引き出し調整する建築士が必要になる。
これは、
すべての事象について、同じように言える。
専門家チームが他の専門家チームと連携・共助できる社会の仕組みが必要なのだ。
委託事業を受けて、事業をすることに、何の疑問も持たず。
すでに、与えられた課題と予算での事業をこなす、ということでは、「自由」はない。
闇は深くひろがっている。
事業の目的を自ら考え、他の専門家との連携ネットワークを構築し行動するのでなければ
新しい社会、光はみえない。
tokada@bz03.plala.or.jp