言霊
発せられた言葉は、それを受け取った人の心が大きく動かされれば
いつまでも生々しく鮮明に生きています。
しかし、言葉を発した人は、その言葉がまだ生きているということを
知りません。
人は、時とともに老い変化しいつまでも同じではありません。
だから「そんな事言ったけ」と忘れています。
だから
心を動かさなければ、言霊の力に影響されません。
言葉にいつまでも執着するのは、意味のない事です。
すでに、それを発した人は、変化していて同じではないから。
言葉は即人の心を動かします。
「嫌味、妬み、誹り、驕り、噂、嘘、恨み」これらの言葉を
発した時、即自分の血圧は上がり、頭に血がのぼります。
周りの人もまた同じ。
自分で自分の血圧を上げ体調を悪くするのは愚かです。
それらを振りまいてしまうことも愚かなことで、何の利益もありません。
だから
言うべき言葉ではありません。滅びの言葉です。
それらを聞いた時、心を動かさずやり過ごせば、なんの影響もないものです。
言霊は短命で終わります。
良い言葉は、
人の心を感動させ大きく動かしたのであれば、いつまでも、いつまでも
鮮明に、言葉を言った人と共に生きています。
言葉を言った人は、いつまでも老いることなく、聞いた人の心に生きています。
大きく影響力をもちます。
言霊は、そういう力があるのですね。